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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科24巻11号

1970年11月発行

文献概要

原著

先天性直腸尿道瘻の2例

著者: 井上武夫1 平野昭彦1 鈴木彦人1 広川信1

所属機関: 1横浜市立市民病院

ページ範囲:P.1057 - P.1062

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緒言
 5,6年前,尿道狭窄の手術に興味を持ち始めてから,直腸尿道瘻の症例にみずからの手で当たつてみたいと考えていた。大変むずかしい手術のように文献から印象を受けていた。
 入局当時,恩師原田教授が会陰式前立腺摘除術後の本症に,大変手こずられたのを記憶している。自分自身では,6年前の散弾による直腸尿道瘻の症例および約15年前の膀胱全摘出術時の直腸損傷に対して,Young-Stoneの手術をした経験があるが,いずれも緊急手術であらかじめプランを立てて,案を練つてやつた手術ではない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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