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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科24巻13号

1970年12月発行

文献概要

特集(増刊号の)3 小児の泌尿器疾患 Ⅴ.形成手術

駒瀬論文を読んで,他

著者: 植田隆1 石田正統2 生駒文彦3 大田黒和生4 坂本公孝5 駒瀬元治6

所属機関: 1大阪市立小児保健センター小児外科 2東京大学医学部第二外科 3大阪大学泌尿器科 4国立小児病院泌尿器科 5九州大学泌尿器科 6東京医科歯科大学泌尿器科

ページ範囲:P.171 - P.174

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 私は,小児疾患専門施設におるから,あらゆる疾患を若年齢層で診る機会が多い。しかし,さすがに停留睾丸というようなものは,新生児や乳児期に診察を乞われることは稀である。たまたま他のもつと重要な疾患に合併して遭遇することはしばしばであるが,停留睾丸のみを主訴とする患児は,ようやく2歳くらいから増加する。
 私は,4〜5歳(幼稚園期)まで本症は手術しない方針なので,その時期までの間待期させておくと(なにも処置をせずに,あるいはホルモン療法をして),患児はどのような経過をたどるかを記してみよう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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