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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科24巻2号

1970年02月発行

文献概要

綜説

慢性膀胱炎とその治療

著者: 上戸文彦1

所属機関: 1王子総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.113 - P.119

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緒言
 尿中の起炎菌を決定し,それに対し尿中濃度の高い適正な抗菌剤の使用により簡単に軽快する急性膀胱炎に対し,尿路通過障害を基疾患,あるいは合併症とする場合が多い慢性膀胱炎は抗菌剤のみの投与では治癒し難い。従つて慢性膀胱炎を成立させぬように急性時の治療および原因疾患の探索が大切である。しかし一旦膀胱炎が慢性化した際に,どんな治療をどのくらいつづけるかが問題である。もちろん各疾患により治療方法が異なるが,筆者の経験を含めて2, 3の慢性膀胱炎群の治療を述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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