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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科24巻7号

1970年07月発行

原著

過去10年間における尿路結石症の臨床的観察

著者: 渋谷昌良1 菅原博厚1 関野宏1 桑原正明1 土田正義1

所属機関: 1東北大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.619 - P.623

文献概要

緒言
 わが国の尿路結石症に関する臨床統計的観察は,これまでも種々の面から検討されており,従来本症は南方に多く,北方に行くにしたがつて漸減するといわれていた。しかし,私どもは昭和37年に東北地方の3年半における統計的観察で,発生頻度は他地方に比較して必ずしも低くないことを述べた。最近私どもは前回の報告を含めて10年間における尿路結石入院患者631名について臨床統計的観察を行なう機会があつたのでその成績を報告し,発生頻度をはじめ治療,予後などの問題について検討を加えたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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