文献詳細
原著
文献概要
緒言
融合性交叉性腎変位は腎奇形の中で比較的まれなものとされ初期には剖検や開腹手術によつて発見される例が多かつたが,最近は腎盂撮影法によつて診断がつく例が増加し,また動脈撮影法,核医学的診断法の発達はさらに詳細な情報を提供し,奇形腎分類中どの型に属するかという点まで判明するに至つている。著者らは30歳男子例においていわゆるL型腎を経験したので報告する。
融合性交叉性腎変位は腎奇形の中で比較的まれなものとされ初期には剖検や開腹手術によつて発見される例が多かつたが,最近は腎盂撮影法によつて診断がつく例が増加し,また動脈撮影法,核医学的診断法の発達はさらに詳細な情報を提供し,奇形腎分類中どの型に属するかという点まで判明するに至つている。著者らは30歳男子例においていわゆるL型腎を経験したので報告する。
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