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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科25巻10号

1971年10月発行

原著

Priapismに対するCorpus-saphenous shuntの経験について

著者: 遠藤博志1 北村温1 百瀬剛一1 奈良林定2

所属機関: 1千葉大学医学部泌尿器科学教室 2深谷日赤病院皮膚泌尿器科

ページ範囲:P.815 - P.820

文献概要

緒言
 Priapismは最近ではさほどまれな疾患とはいえなくなつたが,現在なおその成因については不明な点も多く,確実な治療法もない。特にわれわれは治療後の勃起不能を防ぐことを重視しているが,従来の方法ではいずれも十分な成績を収め難い。
 1964年Grayhackらが各種の治療法に無効なPriapismにvenous Bypassを造設し術後勃起を認めたことから,その後欧米ではいくつかの追試がなされ,かなり有効な成績が報告されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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