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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科25巻11号

1971年11月発行

Urological Letter・125

電池式電機手術器の小手術への利用

ページ範囲:P.890 - P.890

文献概要

 われわれの専門用にデザインされたものではないが,われわれ医師なかまの医療器具が泌尿器科医にとつてまことに便利な器械として使うことができる。眼科医のためにデザインされ,結膜の小さな電気凝固用に造られた電池式電気焼灼器のあることを私は最近知つたのである。この焼灼器は恐らく細心の止血を必要とする尿道下裂の形成手術に便利であると思われた。この焼灼器は本手術に際しては非常に有効であつた。ことに出血点をクレンメで掴みかつ結紮することの困難な陰茎のグランスあたりで便利であつた。尿道手術の際にもまたこの焼灼器は格別便利である。
この"OPTEMP"という名のこの機器は高価ではないし,disposableであり,泌尿器科医はどんな手術室ででも得られるし,使用し得る。この焼灼器はP.O.Box 1959, Forth Worth, Texas 76101のAlcon Laboratories, Surgical Products Divisionから買える。価格は1組僅か4.15ドルで,最小単位は1ダースで買い得る。(W.U.C.L.Oct 25, 1971.Milton B.Ozar, M.D., Kansas City, Misouri)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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