文献詳細
特集(増刊号の)4 泌尿器と関連領域の症候レントゲン診断
Ⅳ.腎腫瘍とそのレ線像
文献概要
はじめに
腎の腫瘤または腫大をきたす疾患の診断,治療法の決定にレ線所見が重要な役割を果たすことはいうまでもない。従来routineに用いられてきたレ線撮影法は腹部単純撮影法,排泄性尿路撮影法,逆行性尿路撮影法,後腹膜気体撮影法であるが,最近富みにその有用性を示してきたものに,点滴静注法による排泄性腎盂撮影法,腎血管撮影法がある。以下腎の腫瘤または腫大をきたす疾患について上記のレ線撮影像を供覧することにする。
腎の腫瘤または腫大をきたす疾患の診断,治療法の決定にレ線所見が重要な役割を果たすことはいうまでもない。従来routineに用いられてきたレ線撮影法は腹部単純撮影法,排泄性尿路撮影法,逆行性尿路撮影法,後腹膜気体撮影法であるが,最近富みにその有用性を示してきたものに,点滴静注法による排泄性腎盂撮影法,腎血管撮影法がある。以下腎の腫瘤または腫大をきたす疾患について上記のレ線撮影像を供覧することにする。
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