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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科25巻2号

1971年02月発行

原著

東大分院泌尿器科外来における昭和35年より昭和44年までの尿路結石症の統計的観察

著者: 河村毅1 和久正良1 北川龍一1 岩動孝一郎1 松本泰1 徳江章彦1 高崎悦司2

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院泌尿器科 2都立駒込病院泌尿器科

ページ範囲:P.157 - P.162

文献概要

緒言
 尿路結石症は比較的頻度が高いため泌尿器科領域における重要な疾患の一つにあげられている。わが国でも近年稲田の2回にわたる全国統計をはじめ,数多くの臨床的観察が報告され,発生頻度や結石の部位的分布など統計的推移が検討されている。
 今回われわれは,東大分院泌尿器科外来における昭和35年〜44年の10年間の尿路結石症患者について統計的観察をおこなつたので,その成績を報告し,おもに稲田の昭和40年の第2回全国統計との比較検討を試みた。なお,尿路結石症患者はレントゲンで確実な診断を得た新来患者のみを対象とし,前立腺結石を含めた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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