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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科25巻8号

1971年08月発行

原著

陰茎海綿体造影法

著者: 三木誠1 入倉英雄1 斎藤賢一1 南武1

所属機関: 1東京慈恵医大泌尿器科学教室

ページ範囲:P.669 - P.674

文献概要

緒言
 陰茎の疾患は,視診,触診,生検などにより,比較的容易に診断が下されることが多い。しかし,疾患によつては,陰茎内部の状態をより十分に知ることが望まれ,かかる場合に最も有力な検査法として陰茎海綿体造影法(corpus cavernoso-graphy)がある。May & Hirtl1)(1955)は本法を各種陰茎疾患に応用し,その診断的価値を高く評価しており,その後もMolnar & Hajos2)(1960),Hirtl3)(1962),Hamilton & Swann4)(1967)らによりPeyronie's diseaseなどへの応用が報告されている。
 最近われわれも本法を各種陰茎疾患に応用し,若干の興味ある結果を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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