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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科26巻11号

1972年11月発行

文献概要

図譜・381

先天性腹筋欠損症の腎・膀胱レ線像

著者: 田代彰1 三樹明教1 河辺義忠2 浜野正美2 村山純一郎2

所属機関: 1豊橋市民病院泌尿器科 2豊橋市民病院小児科

ページ範囲:P.928 - P.929

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 患者 5歳,男子。
 現病歴および現症 10ヵ月の正常分娩。生下時は体重3,200g,胸部は胸骨下部が隆起して,いわゆる鳩胸を呈し,腹部は腹筋が完全に欠如して腹部臓器が梅干様皺模様の腹壁を透して観察できた。現在は皮下脂肪のため透視は不可能であるが,臓器の触知は容易である。しかし,右腎は探し得ず。両側の停留睾丸を認める。これまでしばしば気管支炎,腎盂炎を繰返し現在に至る。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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