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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科26巻12号

1972年12月発行

原著

脊髄損傷患者のラジオアイソトープ・レノグラム—(附)残尿測定への応用

著者: 石川登喜治1 高村孝夫1

所属機関: 1北海道大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.1045 - P.1050

文献概要

緒言
 脊髄損傷患者(以下脊損)の治療にあたり尿路管理の重要性は今日周知のことである。近年I131Hippuranなどを用いたレノグラムが普及してきているが,これが脊損患者の腎および尿路機能の検査法としてどのように役立つかを検討し,若干の知見を得たので報告する。
 われわれの用いたレノグラム装置は東芝RDP-105型および島津UTC−12型で,体位は腎からの距離を短くするため腹臥位または坐位として背中から前もつてIVPで確認してある腎部にプローブをあて,Time Constant 5秒,Paper Speed 10mm/minで記録した。対象は美唄労災病院の脊損患者100例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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