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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科26巻13号

1972年12月発行

特集(増刊号の)5 尿路・性器疾患の化学療法(感染症と腫瘍)

Ⅰ.尿路感染症の化学療法 腎盂腎炎の臨床

腎盂腎炎の化学療法の実際

著者: 新島端夫1

所属機関: 1岡山大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.54 - P.60

文献概要

はじめに
 腎盂腎炎の治療の原則は,原因菌に対する適確な化学療法と,尿路全長におけるスムーズな生理的尿流の確保にある。
 しかし,基礎疾患として尿路結石,水腎症などの腎疾患があり,これに併発する形で発症した合併性の腎盂腎炎では,その腎疾患への治療が先決となり,まして腎摘などの適応があれば,腎盂腎炎としての治療対象にならなくなる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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