文献詳細
特集(増刊号の)5 尿路・性器疾患の化学療法(感染症と腫瘍)
Ⅱ.副性器感染症の化学療法
文献概要
まえがき
前立腺炎の診断と治療について述べるが,その前に男子の非特異性の感染症,炎症のうち前立腺炎がしめる割合を1963年から68年までの東大泌尿器科の疾患統計を例にとつてみると,第1表に示したように1273例のうち162例が前立腺炎で,その頻度は12.6%である。
なおこの162例についての年齢別頻度は第2表のようで20歳から30歳までが全体の60%をしめている。
前立腺炎の診断と治療について述べるが,その前に男子の非特異性の感染症,炎症のうち前立腺炎がしめる割合を1963年から68年までの東大泌尿器科の疾患統計を例にとつてみると,第1表に示したように1273例のうち162例が前立腺炎で,その頻度は12.6%である。
なおこの162例についての年齢別頻度は第2表のようで20歳から30歳までが全体の60%をしめている。
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