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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科26巻5号

1972年05月発行

原著

原発性尿管腫瘍—保存的手術を施行した4例

著者: 平石攻治1 堀内誠三1 中川完二1 三浦枡也1 親松常男1 福谷恵子1 土屋文雄2

所属機関: 1東京逓信病院泌尿器科 2東京逓信病院

ページ範囲:P.401 - P.406

文献概要

はじめに
 原発性尿管腫瘍に対する手術的療法としては,腎尿管摘除術兼膀胱部分切除術が常識的に行なわれている。しかし腫瘍の悪性度,浸潤度,そして腎機能の状態などにより,保存的手術法を積極的に採用する人々もいる。
 著者の1人土屋は,わが国で初めて2例の原発性尿管腫瘍に対して保存的手術法を行ない,すでに発表した25,26)。この2例の経過を報告するとともに,最近2例に同様な手術を施行したので,ここに報告し,かつ保存的手術法の意義について検討してみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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