文献詳細
原著
文献概要
はじめに
遊走腎の組織学的所見については,すでにいくつかの報告1〜3)がみられるが,遊走腎の定義自体に未だあいまいな点があり4〜7),組織学的変化の特長といつたものは認められていない。著者らは少なくとも立位で2椎体以上腎の下垂を認め,疼痛などの遊走腎によると思われる主訴を持つ患者の腎組織について検討した。
遊走腎の組織学的所見については,すでにいくつかの報告1〜3)がみられるが,遊走腎の定義自体に未だあいまいな点があり4〜7),組織学的変化の特長といつたものは認められていない。著者らは少なくとも立位で2椎体以上腎の下垂を認め,疼痛などの遊走腎によると思われる主訴を持つ患者の腎組織について検討した。
掲載誌情報