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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科27巻12号

1973年12月発行

文献概要

原著

日本人腎区域動脈の鋳型解剖

著者: 新井正治1 今村薫1 西野栄一1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学第1解剖学教室

ページ範囲:P.1011 - P.1017

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 人の腎動脈の解剖学的研究は腎区域動脈の提唱される以前,古くから世界各国において多数の報告があり,わが国でも久保(1907),飯島(1925),安達(1925),山村(1928),足立(1928),井上(1932),宮内(1933),鈴木(1937),星合(1939),内野(1950),鰺坂(1952)らの報告がある。
 Graves F.T.(1954)が腎区域Segmenta renaliaおよび腎区域動脈Renal segmental arteriesの論文を発表して以来今日に至る18年間に20有余の報告が続出しているが,わが国では僅かに小田島の発表があるのみで,未だ多数例についての統計的調査はまつたく見当らない状態である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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