文献詳細
原著
文献概要
はじめに
陰茎陰嚢象皮病は,本邦においては比較的稀な疾患であるが,ひとたび発症すると自然治癒は望めず,性生活や運動など日常生活に重大な障害をきたし,その治療法も極めて困難である。最近われわれは,両側鼠径部リンパ節摘除術後に発生した本症例に対して,陰茎陰嚢形成手術を施行し良好な成績を得ているので,その術式ならびに成績の概要について報告する。
陰茎陰嚢象皮病は,本邦においては比較的稀な疾患であるが,ひとたび発症すると自然治癒は望めず,性生活や運動など日常生活に重大な障害をきたし,その治療法も極めて困難である。最近われわれは,両側鼠径部リンパ節摘除術後に発生した本症例に対して,陰茎陰嚢形成手術を施行し良好な成績を得ているので,その術式ならびに成績の概要について報告する。
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