文献詳細
Urological Letter・151
文献概要
約1年前,78歳の男子が放射線性膀胱炎による二次的な著しい血尿でわれわれの所に紹介されてきた。われわれの所に入院させる前に何回も輸血されたが,そのあとも何回もその必要があつた。薬品の注入,焼灼および持続洗浄など普通のいろいろな試みがなされた。しかし,これらのうちどれも効果はなかつた。W.Goodwinによつて提案されたフォルマリンの膀胱内注入療法を行なつた。用いた方法は次のとおり。
1)この薬剤の注入はときには痛みを与えるので,全身ないしは局所麻酔が必要である。
1)この薬剤の注入はときには痛みを与えるので,全身ないしは局所麻酔が必要である。
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