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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科27巻8号

1973年08月発行

原著

腎洞部腫瘍の手術について—解剖学的関係

著者: 藤田公生12

所属機関: 1佐久総合病院後腹膜科 2佐久総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.661 - P.664

文献概要

緒言
 ときにみられるaberrent vesselを別として,腎門部に出入りする動静脈はそれぞれ1本である。この1本の動静脈が腎洞部で次々に分岐していくのであるが,この点については上腎杯頸部圧迫症候群,pyelocalicotomy,あるいは腎切石,腎部分切除術と関連して多少関心がもたれるようになつてきたが,一般的にはあまり注目されていない。筆者は最近の手術経験から,腎洞部のmass lesionにおけるこの解剖学的関係の重要性について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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