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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科28巻1号

1974年01月発行

文献概要

綜説

精嚢腺レ線診断の意義

著者: 石神襄次1

所属機関: 1神戸大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.13 - P.21

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緒言
 精管内に造影剤を注入し,生体における精嚢腺のレ線的描出に成功したのは1913年,Belfield1)の報告が最初である。本邦においても,柳原,宮田(1928)2)の報告以来,その臨床的意義についても数多くの報告が認められる。しかし,精嚢腺がレ線的に描出しうる臓器である可能性は,すでに1668年DeGraafによつて示されていた。彼は精管内に注入した薬液はまず精嚢腺を充満し,その後,射精管をへて後部尿道に流出する事実を確認している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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