icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科28巻11号

1974年11月発行

原著

腎被膜下出血を伴う腎癌

著者: 杉浦弌1 加藤董2

所属機関: 1名古屋市立大学医学部泌尿器科学教室 2愛知県厚生農業協同組合連合会加茂病院泌尿器科

ページ範囲:P.783 - P.788

文献概要

緒言
 諸検査によつても診断できないような小さな腎癌に腎被膜下出血(血腫)を伴う症例がしばしば報告されている。それ故,腎被膜下出血の診断に重点がおかれ,X線学的診断法の進歩とともに,本症の術前診断法に関する工夫がいろいろと考案されている。
 最近,筆者らは腎被膜下出血を伴う左腎腫瘍症例を経験したので,これを報告するとともに腎被膜下出血の術前診断に関する文献的考察を行なつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら