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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科28巻11号

1974年11月発行

文献概要

原著

新しい腎スキャン剤,99mTc-penicillamin acetazolamidecomplex(TPAC)による腎シンチグラフィー

著者: 三木誠1 町田豊平1 大石幸彦1 上田正山1 木戸晃1 南武1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.797 - P.802

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緒言
 腎スキャン剤として現在までに203Hg-or197Hg-chlormerodrinをはじめ多くの物質が使用されてきたが,いずれも一長一短がある。
 最近ではscintillation cameraの普及に伴い,99mTc標識物質が注目されるようになり,1972年Halpernら1,2)が新しい腎スキャン剤として99mTc-penicillamin acetazolamide complex (TPAC)を発表した。本剤は腎のscanning imageがすぐれていること,とくに腎機能障害時でもよい腎影が得られること,腎被爆が少ないことなどの利点が指摘されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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