文献詳細
原著
文献概要
緒言
いわゆる特発性後腹膜線維化症は,1905年にAlbarren1)が初めて報告して以来現在までに外国における報告は数多くみられるようになつた。しかし,本邦における報告は著者らの蒐集した範囲では20数例のみである。最近われわれは典型的な特発性後腹膜線維化症と思われる1例を経験したのでこれを報告すると共に,本邦における特発性後腹膜線維化症について若干の統計的考察を加えてみたい。
いわゆる特発性後腹膜線維化症は,1905年にAlbarren1)が初めて報告して以来現在までに外国における報告は数多くみられるようになつた。しかし,本邦における報告は著者らの蒐集した範囲では20数例のみである。最近われわれは典型的な特発性後腹膜線維化症と思われる1例を経験したのでこれを報告すると共に,本邦における特発性後腹膜線維化症について若干の統計的考察を加えてみたい。
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