文献詳細
原著
文献概要
緒言
ここに述べる2症例は炎症性の所見はほとんどみられず,尿管周囲炎ないし外膜炎という名称を考えてみたがいずれも不適当なようである。そこで,あまり簡潔な名称ではないがこのような標題のもとに自験例を報告し,進行すればperi-urete-ritis plastica1)の像に移行する可能性があり,広義にはひとつの疾患にまとめることもできると思われるこの病態のもつ臨床的意義を強調したい。
ここに述べる2症例は炎症性の所見はほとんどみられず,尿管周囲炎ないし外膜炎という名称を考えてみたがいずれも不適当なようである。そこで,あまり簡潔な名称ではないがこのような標題のもとに自験例を報告し,進行すればperi-urete-ritis plastica1)の像に移行する可能性があり,広義にはひとつの疾患にまとめることもできると思われるこの病態のもつ臨床的意義を強調したい。
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