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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科28巻2号

1974年02月発行

小さな工夫

回腸導管における採尿器具の工夫

著者: 横田武彦1 小川功1

所属機関: 1徳島大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.184 - P.185

文献概要

はじめに
 尿路変更術のうち,尿路を体表面に開口させるものには,腎瘻,尿管皮膚瘻のごとくカテーテルを要するものと,回腸導管,回盲部導管のごとく開口部から溢流してくる尿を各種採尿器具にて集尿するものとがある。
 後者では,カテーテルの交換が不要であるかわりに集尿に問題がある。採尿器具は空腹時,満腹時,体動時にも常に開口部周囲皮膚と密着していなければならない。現在よく用いられている採尿器具は,接着剤を用いて皮膚と接着させ,その上に輪状のスポンジを置き,さらにこれを弾力ベルトにて圧迫固定するものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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