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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科28巻3号

1974年03月発行

原著

尿道カテーテル留置による尿道炎に対する副腎皮質ホルモン・フラジオマイシン軟膏の予防的効果

著者: 中村宏1 矢島暎夫2

所属機関: 1北里研究所附属病院泌尿器科 2矢島外科泌尿器科

ページ範囲:P.275 - P.280

文献概要

緒言
 尿道カテーテルの留置によつて惹起される尿道炎は,日常の診療において泌尿器科医が頭を痛めるところである。しかし,これの予防にプレドニゾロン・フラジオマイシン軟膏が有効なことはすでにわれわれが報告したとおりである1)。今回は尿道粘膜に対する刺激がさらに少ないと思われる2つの軟膏,すなわちメチルプレドニゾロン・フラジオマイシン軟膏(ネオ・メドロールEE軟膏®)とベタメサゾン・フラジオマイシン軟膏(リンデロンVA軟膏®)との2種類を尿道カテーテル留置中の患者に使用し,その予防的効果について検討したのでここに報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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