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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科28巻7号

1974年07月発行

文献概要

原著

副腎性器症候群における陰核形成術

著者: 福岡洋1 寺島和光1 諏訪珹三2

所属機関: 1神奈川県立こども医療センター泌尿器科 2神奈川県立こども医療センター内分泌・代謝科

ページ範囲:P.541 - P.547

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緒言
 いろいろの原因で発生するインターセックスにおいて女性と決定した場合,陰核肥大を伴う症例では患者の精神面や外観上の問題,家族の希望などから肥大した陰核に対する処置が必要となる。
 このため従来より陰核肥大に対しては陰核切除術が行なわれてきており,この場合成人に達してからの性生活において陰核は必ずしも必要でないという考えが基礎となつている。しかし,陰核切除術を受けた症例が成人に達した後の追跡調査は未だ十分でないため,本来存在する陰核は極力保存した方がよいという考えから最近は陰核を保存する陰核形成術も報告されてきている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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