icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科28巻9号

1974年09月発行

症例検討

抗凝固剤による血尿症例—X線診断と臨床経過

著者: 横山正夫 阿曽佳郎1 北村唯一1

所属機関: 1東京大学医学部分院泌尿器科

ページ範囲:P.697 - P.703

文献概要

 司会 第3回分院Conferenceを始めます。最初の症例を北村先生に提示していただきます。
 北村唯一(分院助手) 症例は77歳の男の方で,主訴は肉眼的血尿です。既往歴では,中学2年のとき腎炎のため1ヵ月臥床しています。1972年4月,パリで心筋梗塞の発作があつて,約1ヵ月間入院して抗凝固剤acenocumarol(シントローム)を投与されていました。6月3日帰国し,6月12日分院内科を受診し,posteriormyocardial inferctionと診断され,引き続きシントローム1/2錠(2mg)を毎日服用し現在にいたつています。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら