文献詳細
原著
文献概要
はじめに
泌尿器科における無尿症の頻度はそれほど高いものではない。しかし,その主たる原因が尿管閉塞にあることが一つの特徴であろう。そしてこの種の無尿症は尿排泄については予後は良好であるものの,原疾患に悪性腫瘍の多い点では予後は芳しくない。ここにわれわれの経験した症例を集めてその概要を述べ,2〜3の検討を加えたいと思う。
泌尿器科における無尿症の頻度はそれほど高いものではない。しかし,その主たる原因が尿管閉塞にあることが一つの特徴であろう。そしてこの種の無尿症は尿排泄については予後は良好であるものの,原疾患に悪性腫瘍の多い点では予後は芳しくない。ここにわれわれの経験した症例を集めてその概要を述べ,2〜3の検討を加えたいと思う。
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