文献詳細
原著
文献概要
緒言
性腺(あるいはmcsonephric structure)と脾臓との癒合や,陰嚢内副脾を呈する症例はsplenic-gonadal fusionあるいはLien caudatusとよばれ,Bindernagel ct aL.8)は57例を数えている。
われわれは,両側腹腔内停留睾丸の疑診にて開腹手術を施行した4歳の男児に左睾丸と脾臓の癒合を認めたので報告するとともに,若干の文献的考察を加えたい。
性腺(あるいはmcsonephric structure)と脾臓との癒合や,陰嚢内副脾を呈する症例はsplenic-gonadal fusionあるいはLien caudatusとよばれ,Bindernagel ct aL.8)は57例を数えている。
われわれは,両側腹腔内停留睾丸の疑診にて開腹手術を施行した4歳の男児に左睾丸と脾臓の癒合を認めたので報告するとともに,若干の文献的考察を加えたい。
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