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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科29巻12号

1975年12月発行

文献概要

手術手技

腹膜弁を用いた膀胱腔痩閉鎖術

著者: 今村一男1 吉田英機1

所属機関: 1昭和大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.1023 - P.1027

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緒言
 膀胱腟瘻は尿が絶えず漏れ,患者の苦痛が大きいが,その治療は必ずしも容易であるとは言い難く,したがつて閉鎖術には種々の工夫が必要になるわけである。著者らは1963年から1974年までの12年間に膀胱腟瘻8例に対し瘻孔閉鎖術を施行したが,うち最近の3例には腹膜弁を用いて瘻孔閉鎖部を隔離するような方法を行ない,3例共成功したので,腹膜を用いる瘻孔閉鎖術について述べ若干の考察を行ないたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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