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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科29巻4号

1975年04月発行

原著

人工心臓ペースメーカー装着患者の手術例—特に高周波TURの可能性

著者: 永田幹男1 岡本重禮1 石井延久1 川守田安彦1

所属機関: 1聖路加国際病院泌尿器科

ページ範囲:P.321 - P.324

文献概要

緒言
 人工心臓ペースメーカーが臨床的にわが国において応用されてから10年になり,心臓ブロックを主とする徐脈のためのアダムスーストークス症候群をはじめ,心室異常興奮,上室性頻脈などの治療手段として益々普及しつつある。最近われわれは人工心臓ペースメーカー植え込み患者に恥骨上式前立腺剔除術を行なつた症例,一時的ペーシングを行なつて経尿道的前立腺切除術を行なつた症例を経験したので報告し,特に人工心臓ペースメーカー装着患者に対する高周波を利用する経尿道的切除術の可能性について考察を行なう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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