文献詳細
原著
文献概要
緒言
排尿状態を客観的に知ることの臨床的意義は,排尿障害患者の診断と治療効果の判定に有用な方法として多くの人に認められるようになつた。著者らは,かつてKaufman1)型のuroflowmeter(排尿流力測定器)を使用して排尿流力を測定したことがある2)。現在では,非常に精巧な装置も市販されているが,今回は,Koontzら3)の報告する簡単な装置で,かつ操作も容易なurofiowmeterを,昭和43年7月より使用してきたので,その成績の一端を報告する。
排尿状態を客観的に知ることの臨床的意義は,排尿障害患者の診断と治療効果の判定に有用な方法として多くの人に認められるようになつた。著者らは,かつてKaufman1)型のuroflowmeter(排尿流力測定器)を使用して排尿流力を測定したことがある2)。現在では,非常に精巧な装置も市販されているが,今回は,Koontzら3)の報告する簡単な装置で,かつ操作も容易なurofiowmeterを,昭和43年7月より使用してきたので,その成績の一端を報告する。
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