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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科29巻6号

1975年06月発行

Urological Letter・172

Ⅰ.陰嚢水腫は増加しつつあるのでは,他

ページ範囲:P.480 - P.480

文献概要

 少しのゆるみもなく,びつたり合つた2重編みのズボンが流行し出したので,一側性のことも両側性のこともあるが,陰嚢水腫が多くなつたように思われる。他の泌尿器科医もこのことに気づいておられるか否か?このことはズボンの股でぴつたり押しつけられていること,およびズボンが2重編みのポリエステルでできており,木綿やウールと違つて汗を吸い取らないことなどから説明できると思われる。ポリエステルのズボンをはけば他のものよりもより暖かいことは疑いもない。恐らくここでの加温は鞘状突起と睾丸との間に過剰な液が溜ることに一役かつているのであろう。もしも他の人々がこのことに気づいていれば興味あることであり,編集者(Dr.Henry Bodner)に御一報下さい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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