文献詳細
原著
尿管横切開による切石術—Gil-Vernet法の追試
著者: 和志田裕人1 上田公介1
所属機関: 1愛知県厚生農業協同組合連合会更生病院泌尿器科
ページ範囲:P.673 - P.676
文献概要
尿管切石術は,結石存在部尿管を縦切開する方法が普遍的に行なわれ2),術後尿漏れが必発するので,創部にdrainageをすることが常識とされている。
縦切開法による合併症(術中予想以上に尿管が裂けること)や後遺症(術後尿管狭窄,多量の尿漏れ,あるいは創部感染)はしばしば遭遇するところである。
掲載誌情報