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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科29巻9号

1975年09月発行

Urological Letter・175

泌尿器科用救急セット

ページ範囲:P.762 - P.762

文献概要

 病院には泌尿器科用機器を豊富に揃えた救急セットをトレイかカートに入れて備えておくべきである。看護士(orderly)か他の職員が行なつた応急処置後に起こつた急性尿閉患者にカテーテリスムスをやらねばならないことは最も不幸なことである。もしも上記の特別セットが整備されていなければ,泌尿器科医は必要な機器ないし注文通りの大きさのものを手に取れるまでにどの位待たねばならないか分らない。病院の職員が泌尿器科のような専門の機器が何処においてあるかを知らないことはそう稀ではない。われわれの病院では赤い大バケツを使つている。これはプラスチックの赤い大バケツで膀胱鏡室に置いてある。そしてどんな真夜中の緊急事態にでも必要なあらゆる機械機具が揃つている。このバケツの外側には中の機器の名を書いた表が貼つてある。使つた機器は翌日補充しておく。泌尿器科医が病室あるいは救急外来にいるときにはこのバケツもそのそばにおかれる。
 機器のリストは以下の通りである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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