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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科29巻9号

1975年09月発行

原著

慢性前立腺炎の臨床的検討—分離菌を中心として

著者: 大川光央1 島村正喜1 中下英之助1 三崎俊光1 宮崎公臣1 黒田恭一1

所属機関: 1金沢大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.771 - P.776

文献概要

緒言
 慢性前立腺炎は泌尿器科外来でしばしば遭遇する一般的な疾患である。しかしながら,その診断基準にはあいまいな部分が多く,また急性前立腺炎の化学療法の効果に比ししばしば化学療法抵抗性である。われわれは臨床的に慢性前立腺炎と診断し,かつ分離菌の得られた72症例およびStameyの方法に準じた分尿試験を施行した31症例の計103症例について分離菌を中心に臨床的検討を行なつたのでその成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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