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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科30巻1号

1976年01月発行

原著

腎移植の感染予防に対する患者管理—第5回国際移植学会と北里大学病院の患者管理について

著者: 遠藤忠雄1 酒井糾1 小柴健1 内田久則2 柏木登2

所属機関: 1北里大学泌尿器科 2北里大学外科

ページ範囲:P.57 - P.60

文献概要

 腎移植において,免疫抑制剤療法は不可欠であるということは衆知の認めるところである。この免疫抑制剤に起因する合併症,特に感染に対する抵抗力の低下は重大な問題である。National Kidney Rcgistryの報告1,2)にもあるように,移植患者の死亡原因は,単一原因によらないにしても,敗血症に罹患した症例は47%にも達している。ここで第5回国際移植学会がイスラエルのエルサレムで1974年8月下旬に開かれ,work shopでControl of Infection in Transplantation Patients3)が取りあげられたので,患者管理について世界の状勢と北里大学のそれを対比して検討してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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