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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科30巻2号

1976年02月発行

文献概要

原著

Zuckerkandl器官に発生した副腎外褐色細胞腫—電顕的観察

著者: 恒吉正澄1 古郷米次郎2

所属機関: 1九州大学医学部病理学教室第二講座 2九州大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.139 - P.144

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緒言
 褐色細胞腫は副腎髄質のクロム親和性組織あるいは副腎外のクロム親和性組織から発生する腫瘍で,比較的まれであるが,とくに副腎外に発生する褐色細胞腫は極めてまれである。私どもは43歳の婦人の後腹膜の下腸間膜動脈起始部のZucker-kandl器官に発生した副腎外褐色細胞腫の剖検例を経験し,電顕的に腫瘍細胞内に分泌顆粒を証明することができたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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