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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科30巻7号

1976年07月発行

文献概要

症例

腎不全を呈した結核性尿管狭窄の腎瘻造設後の分娩成功例

著者: 小川秋実1 石井泰憲1

所属機関: 1東京大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.605 - P.608

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 尿路結核により一側腎が腎摘または機能喪失し,残腎に腎瘻または尿管瘻の造設されている女性が妊娠した場合,腎機能が増悪する可能性や胎児への悪影響の有無が問題である。このような状態で妊娠分娩に成功した報告は稀であり,内外文献を調べても,土屋ら1),峯2),石川ら3)の報告した計3例に過ぎない。われわれも最近,同様な症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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