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交見室
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本邦では成人の上部尿路のobstructive uropathyが欧米に比べ少ないため,数多い手術例の追跡をしている泌尿器科医は比較的少ないと思われる中で臨泌30巻5号斎藤氏らの「腎盂および尿管の通過障害に対する腎盂・尿管形成術の治療成績」は貴重な論文であろう。ただ残念なことは病変,手術,予後という立体的な関係においては結論を下すに至つてない。
micro surgeryの進歩と共に上部尿路の形成術もまた一段と進歩をみせている現在,過去の通念にとらわれず新しい評価も臨床家にとつて必要であろう。
micro surgeryの進歩と共に上部尿路の形成術もまた一段と進歩をみせている現在,過去の通念にとらわれず新しい評価も臨床家にとつて必要であろう。
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