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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻1号

1977年01月発行

症例

後腹膜脂肪肉腫の3例

著者: 斎藤清1 窪田吉信1 高井修道1

所属機関: 1横浜市立大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.85 - P.88

文献概要

緒言
 悪性の後腹膜腫瘍は発育速度が速く,その発生部位が深部で比較的に粗な結合織の中であるため,症状の発現が遅く早期診断が困難な,予後の不良な疾患である。本邦における報告例は最近増加の傾向がみられるが,病理診断の向上によるものと考えられる。
 私達は,最近の5年間に3例の原発性後腹膜脂肪肉腫を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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