文献詳細
手術手技
文献概要
はじめに
恥骨上式前立腺摘除術は1894年Fullerが行なつて以来,80年余を経過した。当時の手術成績では死亡率が25〜50%と報告されていたが,現在ではほとんど死亡しない安全な手術である。 現在までに恥骨上式の手術法には多数の改良法が発表されているが,これはこの方法の欠点とも考えられる止血の困難さを解決するためのものである。
しかし,実際には恥骨上式,恥骨後式,会陰部式の摘除術はいずれの方法でも,ある程度熟練すれば大差はない。
恥骨上式前立腺摘除術は1894年Fullerが行なつて以来,80年余を経過した。当時の手術成績では死亡率が25〜50%と報告されていたが,現在ではほとんど死亡しない安全な手術である。 現在までに恥骨上式の手術法には多数の改良法が発表されているが,これはこの方法の欠点とも考えられる止血の困難さを解決するためのものである。
しかし,実際には恥骨上式,恥骨後式,会陰部式の摘除術はいずれの方法でも,ある程度熟練すれば大差はない。
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