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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻10号

1977年10月発行

原著

経尿道的前立腺切除術の輸液

著者: 藤田公生12

所属機関: 1佐久総合病院後腹膜科 2現:浜松医大泌尿器科

ページ範囲:P.883 - P.885

文献概要

緒言
 経尿道的前立腺切除(TUR-P)は侵襲の少ない手術とされているが,諸主要臓器機能の低下を来している老齢者を対象としており,また出血やTUR反応などの問題があるために術中の管理には十分な注意が必要である1)。当科では600例を越えるTURを行ない,その間により安全な管理をめざして種々な検討を加えてきたが,今回マニトールを主成分とする輸液に塩酸エフェドリンを加えた製剤を作成して術中輸液に用いてよい結果が得られるようになつたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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