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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻2号

1977年02月発行

文献概要

症例

男子尿道腺癌の1例

著者: 郡健二郎12 三好進1 永原篤1

所属機関: 1東大阪市立中央病院泌尿器科 2現在:近畿大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.169 - P.172

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 男子尿道癌は比較的稀な疾患であるが,本邦報告例をみると陰茎を残す保存的療法はあまり行なわれてはいない。治療方法は尿道癌の進行度,発生部位,患者の年齢,および合併症の有無などで異なるのは当然であるが,われわれは比較的早期に発見でき,TURと術後のキシロカインゼリーにMMCを溶かし尿道内に注入することにより術後約13ヵ月たつた現在まで,再発をみていない男子後部尿道癌(腺癌と移行上皮癌の混合型)を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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