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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻3号

1977年03月発行

手術手技

腎瘻造設術の経験—two stage pyeloplastyの前処置としての腎瘻

著者: 大田黒和生1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.213 - P.215

文献概要

 腎機能が低下している水腎症に対し,予め腎瘻を設置し,腎機能の改善を待つてから二次的に腎盂形成術を行なうtwo stage pyeloplastyを試みるようになつてから急速に腎瘻設置術の経験がふえ,現在,その症例は100例を遙かに越える。その間に知つたことは筋層を鈍的に分けるだけで十分な視野をうること,やはり鈍的に腎に瘻孔をおけること,皮膚の瘻孔開口部を皮切線より頭側にずらした方がよいことである。術式を紹介すると共に,最近脚光を浴びてきているpercutaneousnephrostomyについて付言する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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