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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻3号

1977年03月発行

原著

Computerized axial tomography(CT)の泌尿器科的疾患診断への応用

著者: 土田正義1 桑原正明1 宮川征男1 西沢理1

所属機関: 1秋田大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.233 - P.235

文献概要

はじめに
 computerized axial tomography(CT)とは被検体の所望の横断面で照射したX線ビームをdetectorにより各方向からscanし,得られる透過X線強度信号をcomputerで処理して各組織のX線吸収率の差を検出し,その分布像をブラウン管上に再構成する方法である。
 実用化された最初の機種は,1972年英国のHounsfieldら1〜3)による頭部専用のEMIスキャナーであり,さらに進んだ全身用としては英国のLedlyら4〜6)により開発されたACTAスキャナーである。その後X線ビームやdetectorなどの改良により次々と新機種が開発され,画像の鮮明度も次第に向上しつつある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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