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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻3号

1977年03月発行

原著

広汎性子宮全摘術に際しての尿管スプリントカテーテル挿入の意義—特に尿管瘻と水腎症の予防について

著者: 河村信吾1 三浦清巒1 山辺徹1

所属機関: 1長崎大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.237 - P.240

文献概要

緒言
 子宮癌における広汎性子宮全摘術(以下広汎術と略す)後には種々の排尿障害が発生する。とくにこれらの障害のうちで患者の余命にも関与し重要なのは,尿管瘻や中等度以上の水腎症および膀胱尿管逆流現象(VUR)などが考えられる1,2)
 近年,尿管瘻発生予防のための尿管スプリントカテーテル(以下尿・カテと略す)挿入法が応用されるようになつてきている3,4)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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