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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科31巻4号

1977年04月発行

文献概要

原著

観血的前立腺手術に対する麻酔方法の検討—持続硬膜外麻酔カテ2本法の利点について

著者: 倉持和子1 小島一雄1 茅稽二1 長坂建二2 赤座英之3 今尾貞夫3 廣瀬欽次郎3

所属機関: 1都立墨東病院麻酔科 2統計数理研究所 3都立墨東病院泌尿器科

ページ範囲:P.341 - P.345

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はじめに
 都立墨東病院に泌尿器科が開設(1967年6月)されて以来,9年6ヵ月間に198例の観血的前立腺手術が施行された。
 前立腺疾患の一つの特徴として,高齢者が多いため呼吸,循環機能障害などを合併している症例が稀でなく,その麻酔方法の選択は重要な問題である。それについては二,三の報告1〜3)があるが,未だ満足すべき結論は得られていない。そこで198例の観血的前立腺手術のうち,169例の前立腺肥大症手術症例をえらび吸入麻酔,脊椎麻酔および硬膜外麻酔法について,術中出血量,術中,術後合併症などを比較検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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